social networking

最近、急に身の回りで social networking なるサイトが流行り始めた。
最初に招待状がきたのは orkut その後、ビジネスフォーカスの ryze や
日本語版 social networking の gree にも入ることになった。

social networking のサイトは面白い。自分の友人関係が
視覚的に見れるし、意外な共通の友人、有名人への意外なつながりが
発見できるのも楽しい。

もちろん手放しでほめるわけにもいかないようだ。
一つには、privacy への懸念がある。
http://www.theregister.co.uk/content/6/35443.html

自分が登録した情報は外部に漏らさないとの条項があるが、
他人が自分に関して登録した情報は保証のかぎりではない。

また、自分の友達ネットワーク/コネを外部に漏らしたくない人も
いるだろう。例えば、コネを商売のネタにしている場合。
小泉首相にパスがあることを売りに商売している人が、
実は、小泉さんとは直接の友達ではなく、友達の友達であることが
ばれてしまえば、商売あがったりになる。
情報がクローズドだからこそ価値があることは意外に多い気がする。

いずれにせよ、コミュニケーションの(電子)ネットワーク化が
騒がれ始めてもう10年近く経つ。この social networking は
その節目を象徴するシステムとなる気がする。
そして、コミュニティが(電子)ネットワーク化により
何か根本的な変化を迫られるのは近いという気がしている。

丸山先生の言葉を借りれば、

  • 土地に縛られたコミュニティが浮揚する


まさにその瞬間を楽しむようにしたい。