いま、会いに行きます
heartwarming なストーリーが好きな友人がいて、セカチューにはまっている。
彼に乗せられて、つい本屋で「いま、会いに行きます」を買ってしまった。
10月から映画が公開の心あたたまるお話、のはず。
奥さんに先立たれて、二人で暮らす親子の前に突然、奥さんそっくりの女性が現れるというストーリー。
内容は、それなりに心温まるのだが、気に入らないのはラストの種明かしのパート。うーん、その部分に感動したという人も多いみたいなので、好みによるのだろうが、
謎がすべて明らかになるのは、どうもいただけない。感動できない。
謎は謎のままで終わらせてくれないと、余韻がなさ過ぎる。と考えるのはひねくれた French Films にかぶれ過ぎなだけだろうか。
親子愛の部分なんかは、共感できる箇所も多かっただけに、ラストの部分が余計に残念に思う。